京都散策。【東林院、法金剛院 編】
27日、日本最大の禅寺である、妙心寺の中にある東林院・「沙羅の花を愛でる会(特別公開 6月15~30日)」と法金剛院へ行ってきました。
企画モノの一日乗車券がこの時期は無いので・・・
「ICOCA」とこちらの「地下鉄1日フリーチケット」を使い・・・
奥へず~と入り、東林院へ。紫陽花がきれいに咲いてます。
画像左手に小屋がありますが、そこで受付。
『お抹茶付』か『お抹茶と精進料理付』のどちらかを選べます。もちろんどちらも有料です。
入口。(画像に写っている方々はワタシの関係者ではありません・・・)
中へ入って、本堂庭園。十数本の沙羅林。
『平家物語』にうたわれた(「平家物語」巻第一・祇園精舎 http://www.manabu-oshieru.com/daigakujuken/kobun/heike/01/0101.html 【引用】学ぶ・教える.COMより)沙羅双樹で有名です。
「一日花」と云われ、朝に咲き夕には散り行く『夏椿』ですが、前日の風雨でかなり落ちてしまっていました。
まず、お抹茶とお菓子で一休み。
ご住職のお話を聞きながら(途中ウルッと来てしまいました・・・)、沙羅を愛でます。
諸行無常、刹那・・・一日花ではあるけれど、与えられた一日を精一杯咲いて散っていく・・・まさに『一日一日を精一杯生きる』ということを私たちに教えてくれているようです。。。
ご住職のお話が終わり・・・
受付でワタシは精進料理付を申し込んだので、本堂奥へ通され・・・
こちらを賞味しました。(お抹茶のみの申し込みでは、こちらは頂けません。)
精進料理ですが、ボリュームたっぷり。胡麻豆腐と茄子の味噌田楽が特に美味でした。
食事をとりながら、庭を愛でます。
食事が終わり、水琴窟の音を楽しみます(お抹茶のみの申し込みでは、こちらには入れません)。
心洗われます・・・
東林院は普段は非公開ですが、他にも「小豆粥で初春を祝う会」、「梵燈のあかりに親しむ会」ほかにいろんなイベントも・・・
平素は宿坊と精進料理が体験できるそうです・・・
妙心寺の中は本当に広く、その他いろんな寺院かありますが・・・
ワタシは次の目的地へ・・・
妙心寺を出て、目に入った文言・・・
『生かされている自分を・・・』
身に染みます・・・
JR花園駅からすぐそばにある「法金剛院」へ・・・
関西花の寺第十三番霊場で『蓮の寺』とも云われるお寺なのですが・・・
本堂(?)ただいま修復中。
蓮ですが・・・蓮の見ごろは7月初め~8月上旬。
咲いてはいるものの・・・
時期早し・・・残念ながら『極楽浄土』は遠し・・・
紫陽花は綺麗です。
『青女の滝』。
作り物にしては、よ~でけてるなぁ・・・と思いきや本物の「鷺」です。
近隣の寺院を行き来しているそうな・・・(以前、このお寺に訪れたことのある母と姉曰く)。
この日も梅雨の晴れ間で京都は暑かった・・・
無理せず、散策はここで終了。
JR京都駅前に聳え立つ『京都タワー』。
相変わらず人、人、人です・・・
今回の京都散策は、この辺で・・・
次はいつ、どこへやら・・・